ブラックマンデーとは

ブラックマンデーとは

ブラックマンデーって何?

■概要

ブラックマンデー(暗黒の月曜日)とは、1987年10月19日に発生した史上最大規模の株価大暴落のことです。
ダウ平均株価が22.6%下落し、508ドル安となりました。
この下落率は世界恐慌の引き金となったブラックサーズデーや2008年の金融危機の下落率をも上回ります。
この大暴落が各国に連鎖し、ヨーロッパや日本の株式市場も暴落しました。

■原因

ブラックマンデーの原因には諸説あり、様々なものが要因として考えられます。
ここではブラックマンデーの代表的な原因について解説していきます。

1.アメリカの貿易赤字と金利の引き上げ観測

1987年当時、アメリカは巨額の貿易赤字に苦しんでおり、貿易収支の赤字幅が予想以上に膨らんでいました。
また、1985年のプラザ合意を受けて急速に進んだドル安に歯止めをかけるために金利が引き上げられるという観測が市場に流れ、景気の不透明感が増大しました。

2.ドイツの利上げで国際協調が崩れた

プラザ合意以降、為替レートを誘導するために主要国が協調して金融政策を実施していましたが、ドイツが金利を引き上げたため国際協調の体制が崩れてしまいました。
国際協調体制に綻びが生まれたことへの不安感が市場で増大しました。

3.コンピュータによる自動売買

1987年頃には既にコンピュータによる自動売買が普及し始めていました。
金融工学の発達によってオプション市場と先物市場が急成長しており、先物を使ったヘッジが普及していました。
コンピュータの自動売買では市場が下落すると売りを増やして損失と先物売りの利益が同じになるにプログラムされており、その結果コンピュータが次々に売りを出したため下落スパイラルに陥りました。

■ブラックマンデーの影響

ブラックマンデーがきっかけとなって世界の株式市場が連鎖的に暴落しました。
しかし、世界恐慌やリーマンショック等のように実体経済に深刻な影響を与えることはなく、翌日には日経平均株価も9.3%上昇するなどして回復しました。
これは金融当局が素早い対応をした成果であり、株価が暴落したのを受けて当時FRB議長だったグリーンスパンが市場に資金を大量に供給することで流動性を確保しました。
グリーンスパンはブラックマンデーを乗り切ることで市場からの信頼を得て、いわゆるグリーンスパン神話が始まりました。
またブラックマンデーを受けて、指数が一定の範囲内を超えて下落した場合に取引停止の措置をとるサーキットブレイカーの導入も提言されました。

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