遺族年金とは

遺族年金とは

遺族年金って何?

■遺族年金とは?

遺族年金という言葉を聞いたことがありますか?
遺族年金とは、国民年金法、厚生年金保険法等に基づき、被保険者が死亡したときに、残された遺族に対して支給される公的年金の総称のことです。

■受け取り対象者は?

遺族年金を受けることができる人は、亡くなった者によって生計が維持されていた、「子のある配偶者」または「子」です。
子供のいない配偶者には支給されません。また該当する子と生計が同じでなくてはなりません。
平成26年3月31日以前は夫が死亡した場合の「子のある妻」のみが対象となり、妻が死亡した場合の「子のある夫」は対象外でした。
しかし、平成26年4月1日より「夫」や「妻」の表記がなくなり、「配偶者」となったため、妻が死亡した際の「子のある夫」にも支給されるようになりました。
法律が平成26年4月1日からなのでそれ以前になくなっている場合は支給の対象にはなりません。

■遺族年金と遺族厚生年金

遺族年金は国民年金被保険者が対象となるが、そのほかに遺族厚生年金と呼ばれるものがあります。
これは厚生年金被保険者がなくなったときが対象になります。
受けることのできる遺族は、亡くなった者によって生計が維持されていた、「配偶者と子」で「子のいない妻」でも対象となります。
配偶者と子がいない場合、父母や孫、祖父母も対象となります。

■様々な条件

遺族年金や遺族厚生年金にはほかにも様々な条件があるが条件を満たしていれば受給することが出来る。
例えば、夫がなくなり遺族年金を受けていた妻が、65歳になり自分の基礎年金を受けられる年齢になったときは、遺族年金と基礎年金の金額の高いほうの年金を受け取ることができます。
その際、二重に受け取ることは出来ず、どちらか金額の安いほうの年金は手放さなければなりません。
受け取る側の条件も大事ですが、亡くなった者も生前に条件を満たしていなければ、受け取る側の条件が満たされていても受給されません。
病気などでなくなる場合もありますが事故などの突然亡くなるということもありますから、日頃から受給の対象であるかの確認はしておいたほうがよいでしょう。
受給される金額も年金の加入年数や金額などに応じてさまざまであり、はっきりとした金額を記載することは出来ません。

■まとめ

平均寿命は男性より女性の方が長いですよね。「備えあれば憂いなし」ということわざがあるように、いつ何があっても大丈夫なようにしておきましょう。
そして明るく楽しい老後を送れるように、男性も女性も考えてみてください。

「ワードサーチ」は日常雑学・各種専門用語や業界用語などの意味を初心者にも分かる様に解説している用語集サイトです。
IT用語、お金・投資用語、ビジネス用語、日常雑学用語等を調べる際にご活用くださいませ。

日常雑学用語

ビジネス用語

IT用語

お金・金融用語

このページの先頭へ