直接金融とは

直接金融とは

直接金融って何?

■概要

直接金融とは、資金供給者の資金を直接的に資金需要者に供給する金融の形態のことです。
対義語として間接金融があります。
一般的には株式や債券などが直接金融に分類されます。

■直接金融の特徴

ここでは直接金融の特徴について解説していきます。

1.仲介業者は資金の流れには関与しない

株式市場で株式を購入する時は、証券会社などの仲介業者を通して売買を行います。
しかし、この仲介業者は売り手と買い手の仲介をすることが仕事であり、資金の流れについては関与しません。
銀行預金の場合、預けた預金は銀行が審査した企業に融資されますが、直接金融の場合は自分で選んだ企業に直接資金を供給します。

2.ディスクロージャー(情報開示)の制度が必須

直接金融は資金の供給者と需要者を結びつける市場で成り立っています。
この市場が成立するためには、資金の供給者が安心して資金を供給できるように需要者の財務情報などを正確かつ十分に知らねばなりません。
そのためにはディスクロージャー(情報開示)の制度の整備が必要不可欠となっています。

3.全ての損失は投資家がこうむる

銀行預金の場合、銀行の融資先が破綻したことによって生じた損失は銀行が負います。
しかし、直接金融の場合は投資先企業が破綻した場合の損害はすべて投資家が負うことになります。

経済が効率化される

直接金融においては株式などの金融商品の価格は市場で決まるため、経済が効率的になります。

■直接金融のメリット・デメリット

直接金融には様々なメリットがあります。
まず、企業からしてみれば株式の発行による資金調達は銀行借り入れのような返済や金利を支払う必要がありません。
そのため、負債を減らして自己資本を増やすことで資金調達コストを節約することができます。
投資家からしてみれば、元本割れの可能性がある分預金に比べるとリスクは高いですが、その分リターンも高いというメリットがあります。
また、銀行預金とは違って自分で投資先を選ぶことができます。
そのため、自分の考えで成長企業や応援したい企業に資金を供給することができます。
社会全体でみれば金融機関の破綻による預金保護で投入される公的資金の負担も軽減されます。
一方、直接金融のデメリットは投資家がリスクや損失を負担するということです。
つまり、投資家は常に元本割れのリスクを負うということになります。
時には大きな損失となってしまうため、金融危機に陥ることもあります。

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