プロフィットとは

プロフィットとは

プロフィットって何?

■概要

プロフィット(Profit)とは利益のことで、収入から費用を差し引いたもののことです。
一般的には金銭的な利益のことを表し、ビジネスや商売上で儲かることをいいます。

■プロフィットとベネフィットの違い

プロフィットとよく似た言葉としてベネフィット(Benefit)があります。
どちらも有益なことを表す言葉ですが両者には微妙な違いがあります。
プロフィットは日本語にすると「利益」、ベネフィットは「便益」となります。
プロフィットとは金銭的な意味合いが強いのに対して、ベネフィットはより抽象的な有形無形の有益さを表す時に使われます。
たとえば、仕事で稼いだ金銭的な利益はプロフィット、人脈や経験から受けた便益はベネフィットというような使い分けができます。
プロフィットが金銭というより限定的な意味合いで使われるのに対して、ベネフィットはより広義な意味合いで使われる場合が多いようです。

■プロフィットセンターとは

プロフィットセンターとは収益と費用が集計される部門のことで、その会社の利益をあげるための部門のことです。
一般的には支店や事業部など実際に営業活動を行って売上をあげて利益を出す部門のことで、その採算についての権限と責任が与えられます。
支店以外にも製造業なら工場がプロフィットセンターになることもありますプロフィットセンターの目標は収益から費用を差し引いた利益を最大化することが目的であり、プロフィットセンターのマネージャーは利益責任を負うと同時に様々な決定権が委譲されます。
その部門の評価は利益によって測定されるため、マネージャーは人件費を圧縮したり生産プロセスを改善するなどして利益を最大化していくという強いインセンティブが働くようになっています。

■コストセンターとは

プロフィットセンターの逆がコストセンターです。
コストセンターは費用(コスト)のみが集計されるnため、コストセンターの評価はコストによって評価されます。
そのためコストセンターのマネージャーの至上目的はコストダウンにあり、利益率が高い商品でもコストが高ければ生産を中止するということもありえます。
そうした事態を防ぐために、工場の営業部門をプロフィットセンター、製造ラインをコストセンターとして分離することもありますが、この方法でもコストがかかる製品の製造を取りやめてしまう場合があります。
一般的には人事や経理など直接の営業活動には無関係な部門がコストセンターに含まれます。

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