電子書籍とは

電子書籍とは

電子書籍って何?

■デジタルな書籍

電子書籍は、紙に印字することで書籍を作成するのではなく、全てがデジタルデータで構成されている書籍で、携帯電話やスマートフォン、パソコンや専用デバイスなどを利用することで扱うことができます。
電子ブックやデジタル書籍、デジタルブックなど名称で呼ばれることもあります。
電子書籍は2000頃から存在していましたが、急速に市場が拡大し始めたのは2011年頃からです。
丁度この時期にスマートフォンやタブレットなど、比較的液晶画面の大きい携帯用端末を持つユーザが増えたことが大きく影響していると考えられています。

ダウンロード型のストリーミング型

電子書籍の配信形態は、ダウンロード型とストリーミング型とに分かれます。
ダウンロード型は、書籍のデータを一端端末内に完全にダウンロードするため、ダウンロード後はオフライン(インターネットに接続していない状態)でも読み事ができます。
それに対し、ストリーミング型は事前ダウンロードが必要ないため、ダウンロード完了を待つことなく即読み始めることができますが、端末は常にオンライン(インターネットに接続している状態)である必要があります。

■沢山の書籍を持ち運び可能

電子書籍はデジタルデータであるため、実際の書籍のように嵩張ることはありません。
また、デジタルデバイスに備わっているストレージも日々大容量化が進んでいて、1台の端末に保存することのできるデジタル書籍の量も膨大になります。

■簡単に購入可能

デジタル書籍を購入する方法の一つがインターネットを経由しての専用Webサイトからの購入です。
この方法であれば、インターネットさえ利用できる環境があれば場所や時間を問わず購入することができます。
尚、この場合の料金支払いは、クレジットカードやプリペイドカード、電子マネーなどを使用するのが一般的です。

■エコロジー

電子書籍は紙やインクのような資材を使用しません。
そのため、エコロジーな観点からも優れた仕組みであると言われることがあります。
しかし、紙はリサイクル技術が確立され積極的に取り組まれているのに対し、電子書籍は、電子書籍を読みために使用するデバイスの製造資材や動作させるための電気が必要になるなど、必ずしも実際の書籍よりもエコであるとは言えません。

■音や映像を組み合わせることも

電子書籍はデジタルデータであるため、テキスト主体ではありますが、そこに音声や映像などを組み合わせることが可能です。
そのため、実際の書籍よりも表現方法はより多彩なものになります。

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