デイトレードとは

デイトレードとは

デイトレードって何?

■概要

デイトレードとは日計り取引のことで、主に個人投資家が数分や数時間など非常に短いスパンで株式などの売買を繰り返して差益を狙う投資スタイルのことです。
短時間で売買を繰り返すため一度の取引の利益は微小ですが、利益を積み重ねることで稼ぐ投資手法となっています。
特に、数秒から数分の間に起こるほんのわずかな価格変動で売買を繰り返す手法をスキャルピングとよび、このスキャルピングで利益を上げているケースもあります。
デイトレードを行う人のことをデイトレーダーとよびます。

■デイトレードの特徴

ここではデイトレードの特徴について解説していきます。

1.分散投資

デイトレードは一日何度も売買を繰り返すため、結果的にリスク分散につながっています。
しかし、売買を繰り返すことは手数料が増加するということにもなるので手数料の負担が重くなります。

2. 持ち越しリスクが少ない

デイトレードは基本的にその日のうちに所有しているポジションを手仕舞うことが多く、1日以上ポジションを持つことはあまりありません。
そのため、海外の相場変動や突発的なニュースに急激な価格変動の影響を受けにくいのが特徴です。

3.資金効率が高い

デイトレードは何度も売買を繰り返すため資金効率が高い投資手法です。
そのため、才能のあるデイトレーダーは一年で資金を数倍や数十倍にすることもあります。
しかし逆に考えると資金を失うのも早いということになり、初心者だとすぐに資金を失ってしまうこともあります。

4.ギャンブル性が強くのめりこみやすい

デイトレードはギャンブル性が強く、のめり込んでしまう人も多い投資手法です。
特に最近はネット証券で簡単にトレードができるので、初心者がゲーム感覚で資金を失ってしまうこともあります。
そのため、借金をしてでもデイトレードをしようとする人も後を絶ちません。

■デイトレードの成功率

デイトレードで成功するためには熟練した経験と才能が必要であるといわれており、デイトレーダーのほとんどが負けているのが現状です。
収益をあげているのは1割程度であり、デイトレーダーの7割が全資産を失うと言われています。
しかし、大金を夢見て専業デイトレーダー(職に就かずトレードで生計を立てる人のこと)になる若者も多く、中には借金をしたり奨学金を元手として投資する人もいます。
その結果、資産を全て失ってしまい多重債務者になるという人も多く、節度ある投資が重要となっています。

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