ステロイドとは

ステロイドとは

ステロイドって何?

ホルモンの種類について

私たちの体のなかではホルモンが生成されています。
このホルモンと言うのは、ある特定の臓器のなかで微量に生成される特別な化学物質になります。
その生成されたホルモンは、特定の細胞や器官のみしか作用する事はありません。
またこのホルモンの多くは、特定の臓器の酵素を合成したり、またその代謝を促進する働きを行っていすます。
そのなかにおいてステロイドもまた重要な役割を担っています。
このステロイドと言うのは、副腎によって生成される副腎皮質ホルモンになります。
このホルモンを薬として使用する事により、体の免疫力を抑制したり、また体のなかで起こる炎症を抑える効果があります。
人間の体内ではさまざまな事が起こります。
しかしこのステロイドホルモンがあれば、いろいろな疾患を治療する事が可能になってきます。
しかしさまざまな疾患に効果がある反面、副作用も多くなってきますのでその使用には十分注意する必要があります。
この副作用は使用する方全員に起こるものではありません、
その疾患の症状や使用した薬の量、また実際の内服期間によって変わってきます。
ですのでその症状が出たからと言って勝手に自己判断はしないでください。
専門医に相談するようにしてください。

副作用に注意してください

それではどのような副作用があるのでしょうか。
まず易感染性です。これは体内の抵抗力が低下して、風邪またはインフルエンザと言った感染症にかかりやすくなってきます。
ですのでそのような症状が出てきたら使用を中止する事もあります。
また毎日手洗やうがいを心がけるようにしてください。マスクの着用も必要になります。
次は骨粗しょう症です。この病気は有名ですよね。
骨が弱くなり、圧迫骨折また大腿骨頸部骨折などの症状が出やすくなってきます。
また糖尿病の発症もあります。このステロイドによって糖の合成作用が高まってきます。その結果血糖が上がってきます。
それゆえ投与量が多ければ、その間は食事療法でカバーする事になります。
また消化性潰瘍が起こる事もあります。これは消化管の粘膜が弱くなり、その結果潰瘍ができやすい状態になります。
この場合は胃粘膜を保護する薬を使用する事になります。
そして血栓症の症状が出る事もあります。
このステロイドホルモンを投与する結果、血小板の機能が悪くなり血液が固まる血栓症になりやすくなってきます。
その症状を回避するために抗血小板薬を使用する事になります。
その他にも副作用があります。
それゆえ使用する時は十分注意するようにしてください。

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