奨学金とは

奨学金とは

奨学金って何?

■概要

奨学金とは経済的な理由により修学が難しい学生に対して金銭を給付・貸与する制度のことです。
先進各国では奨学金とは返済義務が無い給付金を指しますが、日本では給付と貸与をあわせて奨学金と呼んでいます。
景気の悪化や若年層の非正規雇用の増加などにより、貸与型の奨学金が返済できないというケースが近年増えてきており社会問題化しています。

■日本学生支援機構の奨学金について

奨学金は様々な団体から多くの種類が利用できますが、最も一般的なのが日本学生支援機構の奨学金です。
日本学生支援機構は奨学金の貸与や留学支援事業を行っている独立行政法人で、多くの学生が日本学生支援機構の奨学金を利用しています。

ここでは日本学生支援機構の代表的な奨学金について説明します。

1.第一種奨学金

第一種奨学金は専門学校から大学院生まで幅広い学生を対象とし、成績などの選考を経たのち無利息で一定額を貸し付ける奨学金です。

2.第二種奨学金

対象学生は第一種と同じですが貸し付けた奨学金には利息がつきます。
そのため、第一種奨学金に比べて選考基準も緩やかであり、多くの学生が利用しています。

3.第二種奨学金(海外・短期留学)

国内大学を卒業後又は大学在学中に海外の大学(院)に留学する学生に利息付きで一定の金額を貸し付ける奨学金です。

■奨学金の滞納が増加

多くの学生が利用している貸与型の奨学金は返還義務がありますが、大学卒業後も経済的に安定しないため返済が出来ないというケースが相次ぎ、奨学金の滞納が社会問題化しています。
奨学金の滞納額は2007年時点で660億円にのぼっており、奨学金の滞納は奨学金制度の崩壊を招きかねないと指摘されています。
奨学金の回収を強化するため、3ヶ月以上滞納した利用者の個人情報を信用情報機関に登録したり滞納に改善が見られない大学名を公表するといった対策がとられています。

■奨学金の問題点

奨学金の滞納が大きな問題となっていますが、現在の日本の奨学金に対する批判や問題点の指摘も多くあります。
日本の奨学金の多くを有利子の奨学金が占めており、その事業予算は無利子奨学金の3倍にのぼっています。
延滞金の利率も高いため、返済してもなかなか元金が減らないという状態となっており、正規雇用の職に就けなかった学生では返済が難しくなっています。
他の諸外国では奨学金の返還義務はないため、日本の奨学金は奨学金を騙った学生ローンであるという指摘も多くされているのが現状です。

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