持株会社とは

持株会社とは

持株会社って何?

■概要

持株会社とは、他の会社を支配する目的でその会社の株式を所有する会社のことです。
ホールディングカンパニーともよび、日本にある大半の持株会社が〇〇ホールディングスという名称を採用しています。

■持株会社の種類

持株会社にはいくつかの種類があります。
ここでは持株会社の種類について解説していきます。

1.純粋持株会社

純粋持株会社とは、自社では事業を行わずに他社の株式を所有することで他社を支配することを目的とした持株会社です。
純粋持株会社は事業支配力が大幅に集中する可能性があるとして以前まで独占禁止法で禁止されていましたが、1997年の改正によって解禁されました。

2.事業持株会社

事業持株会社は自社でも主力となる事業を行っており、支配を目的に他社の株式も所有している持株会社のことです。
一般的に持株会社という時は上記の純粋持株会社のことを指します。
また、事業持株会社に移行する際に自社の事業を子会社に移譲し、自社を純粋持株会社にすることもあります。

■持株会社のメリット

持株会社の設立にはいくつかメリットがあります。

1.子会社の特定部門にとらわれない戦略的な本社として機能する。
2.親会社(持株会社)の株式は非公開としていることが多いため、親会社の買収を通じての子会社の敵対的買収を阻止できる。
3.柔軟な人事制度が導入しやすくなる。
4.新規事業の立ち上げがしやすい。
5.財務的なリスクを分散しやすい。
(持株会社の傘下にある3社の1社が巨額の損失を出したとしても、残りの2社への損害がない)
6.傘下の会社へ権限委譲がしやすい。

■持株会社のデメリット

一方で持株会社のデメリットも存在します。

1.各子会社間で連携が取りにくい。
2.持株会社や傘下の特定の子会社が赤字の場合、他の子会社が黒字であってもグループ全体の信用不安につながり、株価が下落する場合がある。
(コングロマリット・ディスカウント)
3.複数の子会社を傘下に持つ持株会社は単体では信用リスクが大きいため、子会社よりも格付けが落ちることがある。
4.子会社から親会社(持株会社)へのお伺いが増えてしまう。
5.労働条件の交渉窓口が不明になる。
(親会社と交渉すればいいのか雇用関係のある子会社と交渉すればいいのか不明確)
6.戦前の旧財閥グループが純粋持株会社を利用して経済支配を確立してきたという過去があるため、持株会社を通じての傘下企業の支配は財閥解体を経て構築してきた経済システムを有名無実化してしまう。

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