SMSとは

SMSとは

SMSって何?

■ショートメッセージサービス(short message service)

SMSはショートメッセージサービス(short message service)の略語で、携帯電話やPHSの間で、テキストメッセージを交換することのできるサービスです。
電子メールと比べ、一度に送信できる文字数が少ない(半角160文字/全角70文字)ことや、件名を付けることができないなど制約が多くなっていますが、宛先を電話番号で送信することができることから、手軽に使用できるという利点があります。
キャリアによっては、SMSのメッセージ作成中に件名を設定したり宛先を複数指定すると、自動的にMMS(Multimedia Messaging Service)と呼ばれるSMSの機能拡張版のメッセージサービスに切り替わる場合があります。

■色々な名前で呼ばれるSMS

auではSMSのことをCメールというサービス名で呼んでいます。
また、NTTドコモでは、現在はSMSという名称を使用していますが、movaの時代に使用していたショートメールという名称がユーザの間で広く知れ渡っているため、現在でもショートメールという名称が用いられることもあります。

■キャリアを跨いでのメッセージ交換

以前は、NTTドコモの携帯電話からボーダフォン(現ソフトバンクモバイル)の携帯電話へというように、キャリアを跨いでの送受信はできませんでしたが、第三世代携帯電話主流の現在では、キャリアを跨いでのSMS送受信が可能になっています。

■絵文字の数と種類を共通化してより分かりやすく

SMSの中でも、通常の電子メールと同様に絵文字を用いてメッセージを作成できます。
ですが、使用できる絵文字がキャリアによって異なるため、受信した側では絵文字の部分が「〓(げた)」という記号に置き換わったり、絵文字のままでも絵の外観が異なる(時計の絵同士でもその中で示している時間が異なるなど)という現象が起きていました。
しかし、NTTドコモ、KDDI、沖縄セルラー、ソフトバンクモバイル、イーアクセス、ウィルコムの6社が協議した結果、2014年5月以降、SMS内で使用できる絵文字の種類の統一を目指すことが表明されました。
準備ができ次第順次適用されるため実現する時期は異なりますが、近い将来絵文字の数と種類を共通化してより分かりやすくなると思われます。

■SMSを使用した迷惑メールも

通常の電子メールで問題として取り上げられることのある迷惑メールですが、SMSを使用して送り付けられる迷惑メールも数多く報告されています。
具体的な例としては、メッセージ内にURLが記載されていて、そのURLをクリックすることで詐欺用に準備されたサイト画面が表示されることがあります。
不要なSMSのURLは参照しないように注意する必要があります。

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