一反歩とは

一反歩とは

一反歩って何?

単位について

山林や、田などの面積を図る時、さまざまな単位が用いられます。
もっとも一般的に単位は平方メートルです。
これは、山林や田などに限定されず、多くのところで利用されています。
またその他にも、坪もよく利用されます。
そして、この山林や田などを図る単位として、一反や一町があります。
一反歩はだいたい300坪程度、また一町歩は3000坪程度です。
そしてこの一反歩の10分の1が1畝になります。
通常の土地は平方メートルで表しています。
しかし田舎の土地は、面積が大きいところが多いので、この一反歩などの単位が古くから使用されていました。
現在も、広い土地の取引を行う時に、一反当たりの単価を使うところもあります。
地方では、まだこの単位が主流になっているところもあります。
また農家ではもちろんですが、移住者の方もこの単位に慣れれば、土地を見てすぐ計算できるようになります。
通常の不動産会社では、平方メートルで表示されていますので、田舎物件の登記簿にもこの平方メートルで表記されています。

それぞれの単位へ変換する

この一反の単位が使用される場合、坪単位で表すには、平方メートルの値を3.3で除します。
例えば、20000平方メートルの場合は、およそ6060坪になります。
そしてこの坪を一反歩で表示すれば、およそ2町歩になります。
このように広い土地の場合は、一反や一町で表示したほうが分かりやすい場合もあります。
また、山林などは結構面積が大きいところもあります。
ですので、登記簿で確認してもその大きさにピンとこない時もあります。
その場合、この単位になおして見ればだいたいの大きさが分かります。
一町歩が十反歩になります。そしてこの場合坪になおすと3000坪になり、およそ9917.4平方メートルになります。
また一反歩が十畝で、坪になおすと300坪になります。これはおよそ991.74平方メートルです。
そして一畝を坪になおすと、30坪になります。これはおよそ99.174平方メートルになります。
昔日本では太閤検地が行なわれました。
歴史を勉強した方はご存じの人も多いでしょう。
そしてこの太閤検地を行う時、豊臣秀吉が権利や、度量衡統一して、その時実際に田畑を計測しました。
その時に、一反=360歩を、現在の300歩に改正して、それが現在に至っています。
このように、単位というのは歴史があります。
また時代によって変化しています。
最近は平方メートル単位が多くなっていますが、山林や田畑については、一町や一反のほうが分かりやすい時があります。

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