乾物収量とは

乾物収量とは

乾物収量って何?

乾物収量とは

乾物収量という言葉を聞いたことがあるだろうか。
おそらく初めて耳にするという人がほとんどだろう。
農業の分野での言葉であるが、農業に携わっている人でも聞いたことがないという人が多いくらい、専門的な分野で使われる言葉である。
どちらかといえば研究者にとっておなじみの言葉であろう。

では、どのような言葉なのであろう。
乾物とは、保存力や食味の向上を目的として水分を抜き乾燥させたものであり、収量は収穫した分量のことである。
つまり乾物収量とは、単純に乾物と呼ばれるもの収穫量なのだろうか。

乾物収量の具体的な内容

乾物収量とは、飼料用の穀物(家畜・家禽・養魚などの餌となる穀物)として栽培されるイネやサトウキビなどの1平方メートル当たりの収穫量のことを言う。
これらの穀物を栽培しようとすると、1平方メートルの中に密集させすぎても、離しすぎても収穫量は減ってしまう。
そのため、どれくらい距離を離して栽培すれば、収穫量を最大にできるかの研究が行われている。

例えば、飼料イネのうち「ホシアオバ」と「ニシホマレ」は1平方メートル当たり21株で収穫量が最大になる。
それより多くしても少なくしても収穫量は減ってしまう。
また別の飼料イネでも「スプライス」や「クサホナミ」は1平方メートルあたりに14株で収穫量が最大になる。
このように穀物の種類次第では、どれだけ密集させるかで最大収穫量が変化してしまうため、それぞれの穀物の収穫量を最大にするため日々研究が行われている。

さらに現在では、収穫量を最大にする研究だけでなく、収穫量を最大にしつつも多くの栄養素を含む穀物を収穫できるかという研究が行われている。
確かに収穫量を最大にしても、栄養が少ない粗末な穀物しか育たなければ、それらを食べて育つ家畜も質が悪くなってしまう。
上質な家畜を育てるには、上質な穀物が必要なのである。

乾物収量の可能性

日本では食料自給率が低く、自給率の向上が課題であるということは周知の事実である。
しかし実のところは畜産農家でも餌となる飼料の自給率はあまり高くない。
飼料が高騰している今日では、乾物収量を高めるというのは重要な課題なのである。
また畜産農家だけでなく、耕種農家においても水田機能の維持に貢献するものであり、将来的な食物の自給率に影響するといわれている。
このように乾物収量を最大にする実験は、単に飼料用の穀物を増やすだけの研究ではなく、将来的には食料自給率を改善するための重要な研究なのである。

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