硬結とは

硬結とは

硬結(こうけつ)って何?

硬結とは

硬結とは、本当ならば柔らかい組織が、充血や炎症などでかたくなってしまうことを言います。
色々な部位が堅くなることで、その名称も変わってきます。
皮膚硬結、筋硬結、乳腺硬結などがあります。
皮膚硬結は皮下注射をうった部位にその症状が現れます。
長い時間刺入れしたり、同じ場所にしたりすることでおこり、かゆみや赤い腫れの症状がでます。
筋硬結は、激しい運動や怪我で筋肉が軽く傷ついてしまうと傷ついた筋肉は収縮した状態になります。
収縮した状態の筋肉がもとに戻らないときに現れる症状です。
このように硬いしこりのようなものを筋硬結と言います。

女性特有の硬結

乳腺硬結は、女性ホルモンの影響を受けて入選のまわりが硬くなってしまうという症状です。
これは乳がんとは違い、乳腺の広い範囲が硬くなってしまうものなのです。
硬結は特に乳腺診療の場で多く用いられる用語です。
癌と比べるとその表現と内容には曖昧な部分があります。
そして曖昧ということの訳は診療が触診ということもあるのです。
触ってみて硬い範囲の部分を硬結という表現をするからです。
癌とは診断されずに乳腺硬結という診断では、触った部位に硬さのみがあった場合にこう呼ばれています。

治療方法

硬結とは、一般的に凝りのことを医学的な表現でいった言葉なのです。
筋肉などの硬結などでは、マッサージや指圧などで症状が和らぐこともあります。
しかしこの治療方法は短期間では治癒しませんので、長く続けていくことになります。
組織が病的に硬くなってしたった状態、うっ血などでもその症状がでます。
またうっ血が長期間にわたって増殖することで硬化するのです。
ツベルクリン反応でも硬結の症状はでます。
注射を下部分がしこりのような硬さになる硬結では、この凝りや赤みの反応部分で陽性反応や陰性反応をみるのです。
この場合の硬結は、特に病院へいくことをしなくても、自然に赤みも引いてきますし凝りもなくなっていきます。
但し、部位には手を触れないようしていくことが大切です。
このように硬結と一言でいっても、いろいろな種類のものがあります。
その時々の症状を医師に見てもらうことで、その後の治療も変わってくるのです。
この症状は血液の循環も悪くなるのでそのままにしておくとトリガーポイントになってしまうので、何らかの際に治療していないと痛みのポイントとなって再び症状がでてきてしまうことになってしまいます。
治療をきちんと受けることで、その後の症状を回避できます。

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